問題解決的な道徳の授業 「親切 大切なことは?」
導入で「親切って何?」と子どもたちに問い掛けると、「人に優しくすること」「困っている人を助けること」例えば、「道で落とし物を拾って交番に届ける」「重い荷物を持ってあげる」「困っていることを手伝う」などと、子どもたちの授業初めの「親切」についての価値観を出し合いました。この時間、みんなで考えて、「親切について大切なこと」を見つけられたらいいねと言って、資料「くずれ落ちた段ボール箱」を読みました。
自分事としてとらえられるように、役割演技も取り入れ、「親切にしたのに、怒られたら、あなたは、今後も親切にする?しない?」について、議論しました。自分の価値観に基づいて立場を決め、考えを言い合いました。子どもたちは、自分の価値観を大切にして、真剣に考えていました。
学習問題「親切 大切なことは?」について、子どもたちがこの1時間の学習の中で議論して見付けた答えはこのようなものでした。
・ほかの人に誤解されていたとしても、親切にした人が喜んでくれたらそれでいい。親切にしてよかった。
・お礼を期待して親切にするのは、本当の親切ではない。誰かの役に立てたらうれしいから親切にしたい。
・親切にした人が、また誰かに親切にする。親切の輪は、どんどん広がっていく。など、子どもたちは、授業前の価値観が、授業を通してずいぶん深まったようです。
こうやって学びを重ねていきながら、子どもたちの人生でこれから出会うであろう様々な問題を解決する力を少しずつ付けてほしいと願っています。
もみまき
5年生は、総合的な学習の時間に、お米の学習をしています。
社会科の内容と関連させて、楽しみながら勉強しています。
今日は、駝鳥倶楽部の方々に教えていただきながら、もみまきを行いました。
丁寧で素早い手さばきに、子どもたちは驚いていました。
6月は田植えでお世話になります。
おいしいお米作りの体験ができる5年生は幸せです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
運動会が週末に近付いてきました。
子どもたちの練習にも力が入っています。
低・中・高学年の練習に加え、今日は紅白リレーの練習も行われました。
本番さながらのすばらしい走りで練習を盛り上げていました。
週末の運動会が楽しみです。
4年生の総合では、社会科の学習も生かしつつ「エコキッズになろう」のテーマで学習を進めています。
今日は「エコのためにできることを考えよう」のめあての基、自分たちにできることを考えました。
「えーっと、リサイクルかな。」「水の出しっぱなしはよくないよね。」
など、自分たちの生活を振り返りながら考えることができていました。
「その日は、突然やって来る…」「巨大地震が起こったら、あなたは大丈夫ですか?」
愛媛県南海トラフ巨大地震体験版DVDより
今後30年以内に南海トラフ巨大地震が起こりうると言われています。
将来を担う子どもたちが、防災について正しく学び、
自身の危機意識を高めたり、備えをしておいたりすることで、救命率は格段に上がります
今日は、自宅のリビングの図をもとに、図上演習を行い、身近に潜む危険について学習しました。
危険を示す赤色がビッシリ!
「どうやって外へ避難する?」
「割れているものや散乱しているものがいっぱい!」「スリッパがいるね」
「テーブルをひっくり返して足場にする…」「イスをひっくり返して渡っていく…」
「掃除機などの長いもので割れ物をのけて…」
色々と工夫して避難経路を考えていましたが、
自宅リビングから外への、安全な避難経路を確保できた児童は、ほとんどいませんでした。
「日ごろからどんな備えをしておくといいのかな?どんなリビングがいいのかな?」
ぜひ、ご家庭でも話題にしていただければと思います。(防災家族会議・防災模様替え)
今後は、西条市、多賀校区に目を向けて学習を進めていきます。